Bリーグ初年度終了
5/27(土)
日本人初NBAプレイヤー、田臥勇太率いる栃木ブレックスがチャンピオンとなり、
5/28、残留プレーオフをもってBリーグの記念すべき1シーズン目が終了しました。
バスケットファンとしては、今まで以上に競技がメディアに取り上げられたと感じますし、
観客動員数も前身のリーグより伸びたようです。
(参照:https://twitter.com/i/moments/792904585757155328)
ところで、開幕戦とファイナルは共に地上波で生中継されましたね。
しかしTV局の方からお話を聞くと、数字が良いとは言えないようで
これから先どうなっていくのかと、少し心配されているようでした・・・(個人の意見かもしれませんが)
それでも開幕時に投稿した記事でも書きましたが、
国営放送やスポナビの放送もあったため、
地上波の視聴率だけで悲観する必要もないように思えます!
実際、初代チャンピオンとなった栃木ブレックスの優勝パレードには
計3万人のファンが宇都宮市の沿道を埋め、写真のようにかなり盛況だったようです!
(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB03H01_T00C17A6000000/より)
しかし!
チャンピオンシップ(プレーオフ)の方式、
2戦先勝方式で、1勝1敗の場合第3戦が本来の10分×4本の試合ではなく
第2戦直後に5分前後半で勝敗を決することや
チャンピオンを決めるファイナルが一発勝負であることに対して
(NBAでは4戦先勝方式、現在NBAファイナル開催中)
第3戦という、かなり盛り上がる試合が
いつもと違う試合形式で、あっさり決まってしまうのが残念
といった声が上がったり
ファイナルというシーズンの締めくくりが一発勝負で決まるのは違和感がある、など
ファンやライター等の間で議論を呼びました。
そこで、なぜこういった方式になったのかを調べてざっくりまとめると
・第3戦までもつれた時通常通りの試合を行うと、TV中継できない可能性がある
→あるかどうか分からない枠なので、TV局が枠を空けておきにくい
・同様に、あるかどうか分からない試合に対して、箱(会場)を抑えにくい
→基本的に自前ではなく、公共の体育館を使っているため、第3戦がない場合借りる費用だけかかる
といったところでしょうか
もちろんアメリカで大人気のNBAは
TV局が「あるかどうか分からない試合の枠」をしっかり確保してますし、
なかった場合別の番組を放送して対応しています。
以上を簡単に考察すると
まだ、Bリーグが魅力的なコンテンツではない
それほど価値が高いわけではない
そんな事情がうかがえます。
これは先程挙げた、TV局の方の話を表しているとも言えます。
と、色々ありましたが
個人的に、滑り出しとしては悪くない
むしろ期待以上のシーズンだったと思うので
このままお茶の間にBリーグが定着して欲しいですね!