悪者になってしまいました・・・。
こんにちは(#^.^#)
こんな出来事がありました。
通勤途中の出来事です。
いつも満員の電車なのですが、その日は座席が空いていたので
座らせて頂き、のんびりと音楽を聴いていました。
朝なので寝ぼけてぼーっとしていましたが・・・。
音楽を聴くときは自分の世界に入りたいので、音量は高めです。
もちろん周りに迷惑がかかるような音量ではないですよ。
数駅過ぎると、杖を突いた40代くらいの方が乗ってこられました。
そのまま自分の前にやってきて、何かを言っていました。
おそらく、席を譲ってほしいと言っていたのだと思います。
表情や口調を読み取ると結構きつい言い方に感じました。
音で声がかき消されていたので、イヤホンをはずして
聞き取ろうとしたその時・・・。
向かいの席に座っていた年配の男性が席を譲られました。
それを見て今起こっていることを理解することができました。
おそらく年配の男性は自分が動かないから譲りになられたのだと・・・。
この状況だけを見ると「悪者」に見えますよね?
分析をしてみると・・・。
・イヤホンをしていて聞こえなかった。
・真っ先に席を譲ろうとしなかった。
・朝なので寝ぼけていた
・体が大きいので健康そうに見えた
こういった要因が考えられます。それでも状況を見ただけでは
やはり悪者に見えてしまいます。
それでは自分がどういう立場にあるか。次の情報を聞いたら
皆さんはどのように感じますか?
・息子に障害があり、積極的育児に参加している
・見た目にはわからない後遺症が残っている
(バイク事故で右足首の骨がバラバラに・・)
・人のためにできることを心がけて実行している
こういった情報を聞くと、悪意があってやっているのではないのかも・・・。
といった声も上がってくるかもしれません。
実際に私は状況を飲み込んだ瞬間、席を譲った年配男性の
腕をトントンと叩き「よかったら座りませんか?」と声を掛けました。
男性は「大丈夫です」と驚いた表情で答えました。
おそらく男性は私が動かなかったので不親切な奴だと思っていたけれど
「座りませんか?」と声をかけられたことで困惑したのだと思います。
そう感じたのは表情分析を学んでいたからです。
障害のある息子とコミュニケーションをとるために学んだ
表情筋から感情を読み取る手法が役立ったのです。
今回の出来事は音量が大きかったため、杖をついた方が何を言っているのかが
わからず行動が遅れたために起きた出来事でした。
自分でもリカバーができたことはよかったと思います。
皆さんはこれを読まれてどう感じましたか?
与えられた情報によって、「私」に対する印象が変わるのではないでしょうか?
実は脳科学的に、与えられた情報によってとらえ方が変わってくることが
証明されているんですね。
こういった脳科学に基づいたマーケティング手法があるんです。
このことについては、面白い話があるので後日シェアしますね!!
今日も素敵な出会いに感謝して合掌・・・。
ありがとうございます。